タイトル通り、なんとなく今感じてることを思いつくままにメモしておきます。
- 流行の3Dイラストについて
- 流行のシンプルな線画について
- 流行のアイソメトリックについて
- AIとストックイラストについて
- ストック/イラスト界隈の情報商材について
流行の3Dイラストについて
↑上記のようなイラスト。
一部の先進的な感度の高いデザインに用いられていますが、一般的と言えるまでは広まってないんじゃないかと思います。
いちデザイナーとしては、何よりパッと見て『どういうイラストか?』いまいち伝わりにくいのがネックに感じます。
↑参考ページの人物アイコンも小さいサムネイルで見ると顔のパーツなど認識できず表情が分かりにくいです。
『よく見ないと分からない』をデザイナーは嫌います。なぜならユーザーはいちいちよく見てくれないので。
そういう面でフラットでシンプルなイラストの方が瞬間的に理解しやすく、好まれます。
数年後はほとんど見ないくらい下火になっているような気がします。
流行のシンプルな線画について
単色で主線があるイラスト。
イラストacでも有料でも上位クリエイターでこのタッチを見かけますし、一般的に普及してるタッチと言えます。色的には黄色が多い印象。
これに関しては長く人気が続くんじゃないかと思ってます。
現状、同ジャンルが増えたのでややインフレ感が出てきてますが、その中で一定以上の個性と品質があれば、そう簡単に廃れないと思います。
私の認識ではこのタッチの日本のストックイラストの流行はpixta等のemma氏がキッカケ。
でもその前からも人気があるタッチで、一人、代表的な方を挙げると例えば『どいせな』氏。
実は私も『どいせな』氏などの作品を見て、ストック参入時に検討したのはこの系統でした。でも、イラスト初心者ゆえ良い感じのタッチに至らず、挫折…。そして、その頃にemma氏を見かけて、これはすぐ人気が出るなと思いました。
話を戻すと、ストック界隈を見ると比較的ここ数年の流行に見えますが、どいせな氏などもっと長いスパンで活動してますし、作品を見かけるので一時的な『流行』というより『定番』に近い印象があります。
流行のアイソメトリックについて
俯瞰的な視点から見たイラスト。
これは長く人気が続くかどうか5分5分の印象です。つまり、どっちか分からないということですが。
流行のピークが過ぎて全体数は減っていくと思いますが、完全に消えるとも思いにくいです。
ビジネスや社会全体で『DX、メタバース、AI』など最先端で未来感のあるキーワードはこれからも出てくるでしょうし、そういったトレンドと相性がいいタッチだと思います。
そういう意味でも完全には消えにくい気がします。
AIとストックイラストについて
『midjourney』がネットを騒がせてますね。
すでにイラストacでも有料でも、AIらしき作品を見かけるようになりました。
現状、どれも画一的ないかにも『AIっぽい』作風なので、一般的なストックイラストの競合にはなりにくいです。
その状況がまだしばらく続くとは思いますが、進化スピードや進化の内容が全く想像できないので、なんとも言えません。
少なくとも、これからは『AIには作れない、作りにくい作品』を考えないといけないとは思ってます。
イラストACが『ストックAI』みたいなサービスを考えてる気はすごくします。
ある一定のタッチで、キーワードを指定すると、その条件のイラストが生成される、みたいな。
ストック/イラスト界隈の情報商材について
noteやBrainといった情報販売ツールが普及したので、デザインやイラスト界隈でもここ数年増えてきました。
この流れは今後も続く、と言うより、増えていくと思います。
『金を掘るのではなく、つるはしを売れ』はビジネスの常套手段ですし、イラスト界隈は他ジャンルと比べるとまだ少ないので。
言えることは、これも常套句の『マニュアルオタクにはなるな』くらいでしょうか。
しかし、情報商材を売る人の言動は本当に型通りで、商材はイラスト/デザインでも手法はビジネス界隈でよく見かける手法だなと思います。その辺は完全にテンプレ化してるんでしょう。