ストックイラストmemo

ストックイラストmemo

2020年から始めたストックイラストに関する記録

adobe引き換えコードの有効化からライセンス認証まで時間がかかった話

結論は記事タイトル通りです。

 

Creative Cloudコンプリートプラン」は更新する際、引き換えコードを入力・有効化します。

例年はコード有効化後、すぐに「ライセンス認証されました」とメールが届き、期限切れだったアプリが使用できるようになってました(確か)。

 

しかし、今年はコードを有効化しても、すぐにライセンス認証されず。

アプリを開こうとすると「期限切れ」状態のままで開けませんでした。

 

そこで、改めてコードを入力すると「このコードは既に引き換え済みです」と表示されたため、何がどうなってるか分からない状態に。

 

結果的に原因は「引き換えコード有効化後、ライセンス認証まで時間がかかる場合がある」というものでした。

 

自分の場合、コード引き換え後、約2時間後にライセンスが認証。

有効期限切れで使えなかったアプリが使えるようになりました。

 

コードがちゃんと有効化されたのに、すぐにアプリが使えないと不安になるし不便ですが、数時間は様子を見てもいいかと思います。

 

デジハリ・アドバンスクールなどでコンプリートプランを購入した場合

自分の場合の補足です。

自分はスクールのAdobe CC ライセンス付属の講座を申し込んで、スクール経由で引き換えコードを取得しました。

 

この購入方法の場合、スクールから引き換えコードを送られてきて、簡単な学生情報も入力した上でコードを有効化します。

 

でも結果は上記の通り、すぐにライセンス認証されず。

 

この時、Adobeのアカウントページでは実際に契約がどんな状態か確認できます。

 

しかし、コード有効化後、アカウントページでもプランの契約期間は終了状態のままでした。

 

ただ、教育機関の項目を確認すると、コードと共に入力した学生情報だけはコード入力後すぐに反映してました。

 

 

流れをまとめると以下の通り

  • スクールの学生情報と共に、引き換えコードを入力し、有効化
  • すぐにライセンス認証されなく、アプリが使用できない
  • 再度コードを入力すると「このコードは既に引き換え済みです」と表示
  • adobeアカウント内のCCプランの契約期間の情報を確認すると更新されていない
  • adobeアカウント内の教育機関の在籍情報を確認すると、すぐに反映されている
  • コード有効化後、約2時間後にライセンス認証&アプリが使用可能に

 

自分のようにスクール経由でコード有効化した方は、在籍情報も一つの手がかりになるかと思います。

photoshopショートカットキーの設定方法と3つのポイント (mac)

ショートカットキーの設定方法と個人的なポイントのメモです。

 

一度設定の仕方でちょっと失敗したと思った経験があるので、改良したポイントも合わせて紹介します。

 

photoshop(mac) のショートカットキーの設定の仕方

方法は簡単です。

「編集」→「キーボードショートカット」か「command+option+shift(↑)+k」で設定パネルが開きます。

 

画像の通り、入力欄に任意のショートカットを入力するだけです。

既存のショートカットもクリックすれば上書きできます。

 

注意点

  • 任意のショートカットキーが既存のものと被っていた場合は注意書きがパネル下部に表示されます。上書きして問題なければスルーでok。
  • その他、何か注意点がある場合も注意書きが表示されます。

 

入力したら画像右上の「ok」ボタンを押すと設定できます。

また、❷をクリックして任意のファイル名を指定し、オリジナルのショートカットの設定を保存します。

 

Photoshop2023で確認したところ、保存ファイルは下記の場所に格納されてます。

 

Mac Finder 「アプリケーション」→「Adobe photoshop2023」→「Locales」→「ja_JP」→「Support Files」→「Shortcuts」→「Mac

 

ショートカットキーの設定をする際に注意してるポイント

一回何も考えずにつけて失敗したと感じたポイントです。

 

  1. 既存のショートカットキーはなるべく上書きしない
  2. 自分ルールに則した設定をし、オリジナルと既存を区別しやすくする
  3. 最後の「一文字」も何か根拠のある付け方をする

 

① 既存のショートカットキーはなるべく上書きしない

これは念の為と次の「オリジナルと既存を区別しやすくする」につながる話です。

 

なるべく既存のものはそのまま残しておいた方がいいかと思います。

 

② 自分ルールに則した設定をし、オリジナルと既存を区別しやすくする

後々既存のショートカットかオリジナルか忘れると不便だと感じることがありました。


例えば、こうしたブログでもオリジナルのショートカットを一般的なものとして紹介してしまう可能性があります。


他にも、自分以外のpcを使う際に使えるショートカットかどうか迷う、など。

 

そこで、「自分ルールに則した設定」をし、すぐにオリジナルだと分かるようにするとベターです。

 

例えば、自分の場合「command」+「control」+「一文字」といったルールを決めてます。

 

「control」は既存のショートカットにほぼ含まれないのでかぶりにくいですし、すぐにオリジナルだとわかりやすいです。

 

③ 最後の「一文字」も何か根拠のある付け方をする

例えば、「スマートオブジェクトに変換」は

「command」+「control」+「s」など。

 

よく使ってるショートカットは身体で覚えてしまうものですが、頻繁に使うものばかりじゃないですし、馴染むまでは覚えやすいに越したことはありません。

 

追加すると便利なおすすめのショートカットキーを紹介

最後に個人的に追加したものをいくつか紹介します。

  • スマートオブジェクトに変換:command+control+s
  • 「ウインドウ」→「すべてを水平方向に並べる」:command+control+t
  • 「ウインドウ」→「すべてをタブに統合」:command+control+y
  • 「新規ガイド」:command+control+g
  • 「トリミング」:command+control+r

下2つは複数のpsdファイル間でオブジェクトを移動・コピーする際によく使います。

両方セットで使うので、「t /y」と隣同士のキーにしてます。

ストックイラストにまつわる雑感 2022.08

タイトル通り、なんとなく今感じてることを思いつくままにメモしておきます。

 

  • 流行の3Dイラストについて
  • 流行のシンプルな線画について
  • 流行のアイソメトリックについて
  • AIとストックイラストについて
  • ストック/イラスト界隈の情報商材について

 

流行の3Dイラストについて

photoshopvip.net

 

↑上記のようなイラスト。

一部の先進的な感度の高いデザインに用いられていますが、一般的と言えるまでは広まってないんじゃないかと思います。

 

いちデザイナーとしては、何よりパッと見て『どういうイラストか?』いまいち伝わりにくいのがネックに感じます。

 

↑参考ページの人物アイコンも小さいサムネイルで見ると顔のパーツなど認識できず表情が分かりにくいです。

 

『よく見ないと分からない』をデザイナーは嫌います。なぜならユーザーはいちいちよく見てくれないので。

 

そういう面でフラットでシンプルなイラストの方が瞬間的に理解しやすく、好まれます。

 

数年後はほとんど見ないくらい下火になっているような気がします。

 

流行のシンプルな線画について

単色で主線があるイラスト。

 

イラストacでも有料でも上位クリエイターでこのタッチを見かけますし、一般的に普及してるタッチと言えます。色的には黄色が多い印象。

 

これに関しては長く人気が続くんじゃないかと思ってます。

 

現状、同ジャンルが増えたのでややインフレ感が出てきてますが、その中で一定以上の個性と品質があれば、そう簡単に廃れないと思います。

 

私の認識ではこのタッチの日本のストックイラストの流行はpixta等のemma氏がキッカケ。

 

でもその前からも人気があるタッチで、一人、代表的な方を挙げると例えば『どいせな』氏。

 

実は私も『どいせな』氏などの作品を見て、ストック参入時に検討したのはこの系統でした。でも、イラスト初心者ゆえ良い感じのタッチに至らず、挫折…。そして、その頃にemma氏を見かけて、これはすぐ人気が出るなと思いました。

 

話を戻すと、ストック界隈を見ると比較的ここ数年の流行に見えますが、どいせな氏などもっと長いスパンで活動してますし、作品を見かけるので一時的な『流行』というより『定番』に近い印象があります。

 

流行のアイソメトリックについて

俯瞰的な視点から見たイラスト。

これは長く人気が続くかどうか5分5分の印象です。つまり、どっちか分からないということですが。

 

流行のピークが過ぎて全体数は減っていくと思いますが、完全に消えるとも思いにくいです。

 

ビジネスや社会全体で『DX、メタバース、AI』など最先端で未来感のあるキーワードはこれからも出てくるでしょうし、そういったトレンドと相性がいいタッチだと思います。

 

そういう意味でも完全には消えにくい気がします。

 

AIとストックイラストについて

『midjourney』がネットを騒がせてますね。

 

すでにイラストacでも有料でも、AIらしき作品を見かけるようになりました。

 

現状、どれも画一的ないかにも『AIっぽい』作風なので、一般的なストックイラストの競合にはなりにくいです。

 

その状況がまだしばらく続くとは思いますが、進化スピードや進化の内容が全く想像できないので、なんとも言えません。

 

少なくとも、これからは『AIには作れない、作りにくい作品』を考えないといけないとは思ってます。

 

イラストACが『ストックAI』みたいなサービスを考えてる気はすごくします。

ある一定のタッチで、キーワードを指定すると、その条件のイラストが生成される、みたいな。

 

ストック/イラスト界隈の情報商材について

noteやBrainといった情報販売ツールが普及したので、デザインやイラスト界隈でもここ数年増えてきました。

 

この流れは今後も続く、と言うより、増えていくと思います。

 

『金を掘るのではなく、つるはしを売れ』はビジネスの常套手段ですし、イラスト界隈は他ジャンルと比べるとまだ少ないので。

 

言えることは、これも常套句の『マニュアルオタクにはなるな』くらいでしょうか。

 

しかし、情報商材を売る人の言動は本当に型通りで、商材はイラスト/デザインでも手法はビジネス界隈でよく見かける手法だなと思います。その辺は完全にテンプレ化してるんでしょう。

【ストックイラスト 】作品の出来をチェックする8つの方法|SI備忘録

【「SI(ストックイラスト)備忘録」ではストックイラストを作成・投稿する中で考えたこと・気づいたことをメモしてます。】

 

今回のテーマは「制作した作品の出来をチェックする方法」

ここでいう「出来」は「色、形、サイズ、バランス」などのことで、孤立点やオープンパスなど投稿時にチェックされる品質の話ではないです。

 

代表的な方法としては左右反転して確認するなど。

全部毎回行なっているわけではないですが、実際に自身で利用してる方法を8個ほど挙げました。

 

ほぼマストで利用してるのは「左右反転、時間を置く、サイズ拡大、白黒で確認」の4つです。

 

▼ 作品の出来をチェックする8つの方法 (星は利用頻度とお勧め度)▼ 

  • 左右(上下)反転して確認【★★★】
  • 一旦寝かせる・時間を置く【★★★】
  • 他のプロのイラストを見て、もう一度自分のイラストを見てみる【★★】
  • サイズ感を変える。拡大して確認する【★★★】
  • 白黒にして色の濃度だけで色のバランスを確認【★★★】
  • スマホで見たり、印刷したり、違う媒体で見てみる【★】
  • 素材を実際のwebサイトのスクショ等に配置してみる【★】
  • メガネを外して見てみる(近眼限定ですが)【★★】

作品の出来をチェックする8つの方法 

作品を左右(上下)反転して確認【★★★】

絵の確認方法として一番ポピュラーかもしれません。

紙だと光に透かして見たり、ベクターイラレ)の場合は「変形」で反転します。

 

これは主に形・フォルムのバランスを確認し、人物イラストでよく使われる手法だと思います。

個人的に発見だったのは背景やフレーム素材など人物イラスト以外でもすごく有効で、人物以外も必ず反転して確認します。

 

人物は左右のみ、人物以外は基本左右、時々上下・上下左右でも試します。

 

 一旦寝かせる・時間を置く【★★★】

これもポピュラーな方法。

あんなに良い出来だと思ったものが一晩置いただけで「あれ?こんな感じだったっけ?」と悪い意味で見違えることがあります。

 

そこまでの「ギャップ」は経験とともに軽減してくると思いますが、微妙な違和感やミスに気づきやすい一番お手軽で有効な手段の一つです。

問題なさそうでも最低1日は寝かせるようにしてます。

 

他のプロのイラストを見て、もう一度自分のイラストを見てみる【★★】

これも「 一旦寝かせる・時間を置く」と同じような効果が見込める方法。

一旦、主観から離れて「客観的な目」にリセットできます。

 

他のプロの作品というのはピンタレストとか作品集とか何でもいいです。

個人的にこれをすると「自分の作品は色合いが薄いしメリハリが甘いな」と気付くことがあって、プロはやはり「色」の作りが確かだなとよく思わされます。

 

サイズ感を変える。拡大して確認する【★★★】

これはある種ストック特有の部分もあります。

 

ストックの場合、最終的な投稿サイズは制作サイズよりだいぶ大きくなるはずです。

イラストacで推奨横幅サイズが1600px、その他有料ストックで5000pxなど。

 

すると制作してる時のサイズでは気づかなかったアラや違和感に気付くことがあります。(私の場合、人物イラストで起こりやすい)

 

そのため、投稿段階で初めて拡大するのではなく、制作の途中段階でも一旦サイズを拡大して確認するようにしてます。

制作サイズで問題ない場合、逆に縮小してアラや違和感を感じることは通常ないはずです。より目立たなくなるので。

 

白黒にして色の濃度だけで色のバランスを確認【★★】

これは主に色合いに関して、濃さ、メリハリ、バランスを確認する目的です。

白黒にする方法は色々あるかもしれませんが、私の場合イラレの「色相」という機能を使います。

 

アートボード と同じサイズの「塗り:黒000000」のオブジェクトを作って、それを制作物より上に配置。そして、その黒いオブジェクトのアピアランス属性を「色相」にすると、下のレイヤーの制作物の色が全てモノクロに見えるようにできます。

 

カラバリ展開する際は、各素材のモノクロにした時の濃度の見え方を近づけると色は異なっても統一感を持たせることができます。

 

スマホで見たり、印刷したり、違う媒体で見てみる【★★】

これも目的の一つは見方を変えることで「フラットな目」にすることです。

PCでも単純に立って一歩二歩下がって液晶を見てみるのも有効だと思います。

 

先ほど「縮小してアラや違和感に気付くことはない」と書きましたが、小さなスマホで確認する理由は素材が実機ではどう見えるか確認するためです。(主にスマホで利用することを想定した素材の場合)

 

例えばオブジェクトが小さくなっても認識できるか?や文字が読めるかどうか?など。

 

この確認は手間ですし毎回はしません。

ただ、「この素材はスマホサイズで見たら何か分からなそう」というストック作品を見かけることがあるので、色々な媒体の利用のされ方を意識しておきたいと思ってます。なかなか完璧に予測するのは難しいですが。

 

素材を実際のwebサイトのスクショ等に配置してみる【★】

例えば、ストック素材サイトの検索一覧画面のスクショを撮って、掲載作品の一つに自作品を配置して見え方を確認してみる、ということです。

 

次のような点をチェックできます。

  • 他の沢山の作品の中でも十分目につきやすいか(色が薄すぎて埋もれてないか)
  • 小さなサムネイル画像でもどんなイラストか分かりやすいか
  • 余白の印象が窮屈など、見栄えに問題ないか

他にも例えば、「女性×ダイエット」がテーマの素材なら実際の女性用ダイエット商品のWebサイトのスクショ画像に配置してみると、色々と気づけることがあると思います。

 

これも毎作品必ずというより、迷った時にこういう方法もあると知っておくと一つの判断材料にできます。

 

メガネを外して見てみる(近眼限定ですが)【★★】

目的は「モノクロで見る」のと近いです。

メガネを外してあえて全体をぼやかして見ることで、色や形のバランスが分かりやすくなる、ような気がします。

 

コレは私自身はちょくちょくやるのですが、あまり聞いたことないですし、そもそも近眼じゃないとできなそうなので、一応紹介です。

イラストACで活動をする前に知っておいてほしいこと

イラストACで活動し始めてから数年経過しました。

 

その中で「これからACで活動しようか考えてる人が知っておいた方がいいんじゃないかという事をまとめました。

 

補足として「(クリエイターが)知りたそうなこと」以上に「(私的に)伝えたいこと」に比重を置いてます。

 

そのため登録者が一番気になるであろう「稼げるかどうか?」や「イラストをDLしてもらうポイント」などは重点的に触れてません。

 

ポジティブな点とネガティブな点両方あって、どちらもあくまで個人的な経験則を元にした推測を含んでます。

 

と遠慮がちな前置きをしつつ、どれも本当に一回は目を通しておいてほしいくらい重要です。

 

▼ 知っておくと良さそうなこと まとめ ▼

  • ストックイラスト と言っても「ストック」性に期待しすぎない方がいい
  • パクリ、不正ダウンロード、違反行為(グレーではなく明らかにアウトな違反)はバレるし、結局誰も得しない。
  • 登録したてはAC側に検索順位で上位に表示されやすい 「ブースト期間」がある?
  • ACのシステム、仕様に時々(定期的に)難あり
  • 一番の長所はイラスト初級者でもダウンロードしてもらいやすいこと

ストックイラスト と言っても「ストック」性に期待しすぎない方がいい

ストックイラストの場合、次のような「ストック」性を期待してる方が多いと思います。

  • 一度登録した作品は半ば無期限に、概ね安定してDLされ続ける。
  • 結果、実績は自然と右肩上がりになりやすい。不労所得化する。

これは全くの誤りではないですが、他のストックサイトと比べるとACのストック性は比較的低いです。

 

どちらかというとACの場合は次のようなイメージを持っていた方が良いと思います。

 

  • 作品をアップして【一定期間を過ぎる】か【DL数が一定数に達する】とDL数が減速する傾向がある。
  • 新しい投稿が滞ると全体のDLが落ちる傾向がある。(投稿頻度が全体のDL数に影響している?)

 

ここでこれらの点について深掘りしませんが、ざっくりこういった傾向が見られます。

 

個人的な実感としてACは「ストックイラスト」というより「フローイラスト」に近いです。貯まる、と言うより、流れる。

 

顕著な例として一定期間1日50〜100回DLされてた作品がある日を境にパタッとDLされなくなることもザラですし、一日1000回以上DLされる人気クリエイターも更新が滞ると着実に落ちていきます。

 

これはただの推測ではなく、ACが公開してる「人気イラストランキング、トータルDLランキング」を見ると分かります。

(2年前投稿をやめたある上位クリエイターの方が今ちょうど5分の1くらいになってます。むしろこの方の品質の高さだから5分の1で済んでる感があります)

 

これは一面では「長期的なストック性は低い」と言えますが、また別の視点で見ると【(DLがある程度止まったとしてもその時点での)一点の報酬として妥当な対価かどうか?】という見方もできます。

例えば500回でDL数がガクッと落ちたとしても、そのイラストの対価として500回分(約2200円)は十分という考え方もできます。

 

どちらにしても基本的にACで実績を維持したり向上させるためには定期的に作品を投稿し続ける必要があると思っておいた方がいいかと思います。

 

パクリ・不正ダウンロード、違反行為(グレーではなく明らかにアウトな違反)はバレるし、結局誰も得しない。

ある意味これが一番声を大にして伝えたいことかもしれないです。こういうケースは多すぎる事はないですが、決して少なくもないので。

 

一般的にあまり大々的に取り上げられないので、知らない人も多いでしょうし、だから「自分がやっても大丈夫だろう」と思う人もいるのかもしれません。

 

でも、あまり見聞きしないのは無名クリエイターの不正にニュースバリューが大してないからで、「不正行為がないから」でも「不正行為がバレてないから」でもありません。

 

ACではここ2年で私が認識してるだけで片手じゃ足りないくらいの(明らかに看過したらマズい)違反行為を見かけました。

 

 ▼ 特に悪質と思われる違反行為 ▼

  • 他人の著作物・画像を元にトレースしたり画像加工して投稿
    (誰がみてもそのままのレベルで、しかも大量に)
  • 自分で自分の作品をDLする不正ダウンロード

こういった違反行為をしてる(と思われた)人はもれなくアカウントごと消えました。なぜ消えたか推測の域は出ませんが、ハタから見て「クロ」だと感じた人が5人以上全員しっかり消えたのはただの偶然じゃないでしょう。

 

細かく言うと、違反行為をしても退会にまでなってないケースも見かけます。一部の違反作品だけ消えてたり。

ただ、少なくとも「度を超えて不正な作品数やDL数が多い」と速やかに全作品削除+退会処分になる可能性が高い、ということは言えそうです。

 

「やってる本人も無駄骨だし、やめといた方がいい」の一言に尽きます。

登録したてはAC側に検索順位で上位に表示されやすい「ブースト期間」がある?

これも推測の域を出ませんが、少なくない人が実感してる傾向だと思います。

 

DL数は作品の質などの他に、サイトの検索結果で上位に表示されるかどうか(検索アルゴリズム)で決まります。

 

新人の方は登録したての期間はその検索アルゴリズムで上位に表示されやすい=DL数が増えやすい「新人ブースト期間」があるように見受けられます。

 

具体的な長さは分かりませんが、数ヶ月から一年はない位という印象。

そこから次の2つのことを意識しておくと良いと思います。

 

  1. 「ブースト期間」を有効利用する。
  2. 「ブースト期間」が終わった際の心構えをする。特にかなり好成績だった場合。

 

1つ目の有効活用というのは、例えば「ブースト期間は頑張ってなるべく多く投稿する」「通常DLされにくい競合が多い人気モチーフを投稿する」など。

 

2つ目も重要だと思います。

というのも「ブースト期間の恩恵」と捉えず、「100%自分の実力、今後も確実に伸びるはず」と思ってると落ちた時のショックが大きいからです。

 

中には一気にDLランキング上位まで上昇することも珍しくありません。そして、その後(「ブースト期間」が終了して?)一気に半分以下になったり、ランキング圏外まで行く人を見かけます。

 

私もこのブースト期間っぽいものがありましたが、自分の場合「いや、自作品の質・量的にまだここまでの結果はおかしい」と感じたので、落ちた時も「新人ブースト期間がなくても実績を上げるには?」と割と冷静に受け止められました。

 

このAC側の施策(と思われるもの)は本来「恩恵」で有り難いはずですが、落差が大きくなりすぎることがある点はやや疑問です。伸び率・落差をもっと緩やかにした方がいいような気がします。

 

ACのシステム、仕様が時々(定期的に)難あり

システム障害とかサーバーエラーとか色々サイト運営にはトラブルはつきものです。

 

でも、ACはちょっと度が超えてるというか、「何をどうしたらこんなことになるの??」というレベルのエラーがしばしば起こります。

 

初見だと面喰らうと思うので、これも予め知っておいた方がいいし、そういう面も含めて活動拠点にするか検討した方がいいと思います。

 

▼ ここ数年で一時的に起こったエラー例(5つ目以外は一回ではなく数回ずつ)▼

  • 一部のあるキーワードで検索結果がゼロになる。
  • ある期間作品を投稿してもタグ検索で全くヒットしない。
  • 検索結果でサムネイル画像が表示されない。
  • イラストダウンロードページのレイアウトが大幅に崩れてる
  • ある日突然ダウンロード数などの実績データが全てゼロになっている、など

1つ目サラッと書きましたが大問題です。例えば「フレーム」だと普通に検索できるのに「フレーム 夏」と検索すると検索結果が一個も出ない、という感じです。

必然的に「フレーム 夏」でタグ登録してた作品はそのエラー期間はDL数激減です。

 

2つ目も言うまでもなく致命的です。気づいて確実なものだけで3度もありました。

 

これが怖いのはヒットしない作品が大多数の場合もあれば、一部の作品だけの場合もあること。また、エラーがあってもAC側がアナウンスする時としない時があるということ。

 

つまり、自分でちゃんとヒットするか確認しないと、作って投稿しただけという虚しい事態に陥る可能性があるということです。少なくとも投稿してすぐDL数0が続いたら確認した方がいいです。

 

5つ目もかなり衝撃的。心当たりがなくても何か違反などをしていてデータ抹消された?と頭が真っ白になります。でもこれもバグで全会員が同じ状態になってたということです。

 

ほとんどの不具合は何日も続くわけじゃなく最終的に解消してるのでなんとか許容範囲とも言えます。一方で、流石にこんな意味不明なエラーが出るサイトは活動拠点にできないという人もいると思います。

 

一番の長所はイラスト初級者でもダウンロードしてもらいやすいこと

最後に、一番のメリットについて。

ACはストック素材サイトの中でも色々特徴やクセがあるサイトだと感じます。

 

それを差し引いても検討するべき長所はイラスト初級者でもダウンロードされやすい点でしょう。

 

ACだけやってるとDL数に不満を覚えるかもしれませんが、他の有料ストックをやるとより高い壁を感じる人が多いと思います。

 

なんだかんだ自分はもう10年以上前から知ってますし、ずっと運営・成長を続けてると言う実績は確かです。

 

クリエイターとして続けるか迷う点は正直ありますが、その上で有効活用する切り口も色々あると思います。

 

その最たる例の一つがストックイラストの一歩目として利用することでしょう。

 

有料は初めてしばらくDLゼロということも全然ありえますが、ACは初めてすぐ反応が出やすい。反応があるのでモチベも保ちやすいし試行錯誤もしやすいです。

 

ここまでネガティブな面も書きましたが、やはり最終的には実際に自身で試してみてもらえたらと思います。

 

さいごに

繰り返しますと、これらの意見は個人的な経験則を元にした推測になります。

 

今後変化することもありえますし、参考程度に読んでもらえたらと思います。

 

検索アルゴリズムや違反行為などはデリケートな問題なので、記事で触れるのは少々抵抗もありましたが、ぜひ知って欲しい、知っておいた方がいいと思ったので書きました。

デジタル庁トップのストック画像無断転載問題を知ったいちクリエイターの感想

有料ストック素材販売サイトのサンプル用の画像を無断使用した問題があったので、実際ストックイラストレーター側の人間の感想を書き残しておこうと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

ストック素材の無断転載・無断使用問題で思ったこと

簡単に4点ほど。

①こういうケースはよく見かけるが、ここまで話題になるのはおそらく初

「デジタル庁」についてまだよく分かっていませんが、それを差し引いても、ちょうど注目を集めてる方だったので、これだけ話題になっていると思われます。

 

こういう問題は他にも見てきましたし、私自身、何度か運営へ通報したり本人に対して注意をしたこともあります。

 

ただ、相手は普通の一般人なので、まず公で話題になることはありません。

 

おそらく石倉洋子氏も含めて、ウォーターマーク入りのサンプル画像は利用禁止」と知らない人も少なくないでしょう。

 

そのため、何はともあれ今回の件でそういった規約が広く知れ渡る機会になればと思います。

 

②記事タイトルの「無断転載」に感じる微妙な違和感

「無断転載」というと「無断転載か、画像の引用(適切な転載)か?」という印象を受ける気がします。

 

今回問題になってるのは有料ストック素材販売サイトのサンプル画像なので、そもそも適切な「転載」も「引用」もありません。

 

購入してウォーターマークの入ってない正規の素材を使用することが唯一の正しい使用方法で、その辺りのルールは有料ストック全般で共通してます。

 

無断転載以外の表現をするなら、「無断使用、違反使用」の方がしっくりくるんじゃないかと思います。

 

③ できれば「削除して謝って終わり」になって欲しくない

石倉氏は指摘があって速やかに件の画像を削除し、PIXTA運営と連絡をとっているようです。

 

この後の処置がどうなるか分かりませんが、できれば「きちんと購入して適切な形で再度公開」してほしいなと思いました。

 

もし、これだけ話題になったケースで「削除しました。すみません」で済んでしまったら、「無断使用しても謝ったら済む」という前例になってしまいそうなので。

 

ちなみに私がある人の無断使用をストック素材サイトに通報した際も、画像自体はPIXTAが対処し削除されてました。

 

でも、金銭が発生したかどうかなど詳細は公表しませんし、通報した人間にも知らされません。

 

そのため、今後の対処については特に公表しない可能性も高いですが、今回に限っては何か目に見える形で伝えた方がいいように思います。

 

④ 無断使用以外でウォーターマーク入りの画像を使用してる2つのケース

 

これは余談ですが。元々ウォーターマーク入りのサンプル画像は主にデザイナーが試作品の制作用に使います。

 

試作品なので見るのは制作者と制作物の依頼主だけ。公には公開しません。

 

その他では、クリエイターが自分の作品の紹介としてウォーターマーク入りの画像をネット上で公開してることがあります。

 

その場合は販売ページへのurlリンクもセットで記載されてるのを見ますね。

 

基本的にこの2つ以外ではウォーターマーク入りの画像を見ることはないし、見たら無断使用ということになるかと思います。

 

 

ストックイラスト作品に日本語を含めた方がいいかどうか?|SI備忘録

【「SI(ストックイラスト)備忘録」ではストックイラストを作成・投稿する中で考えたこと・気づいたことをメモしてます。】

 

今回のテーマは作品の中に「日本語を含めた方がいいか?」

 

これは個人的にすごく盲点で、ハッとした問題でした。

 

元々は「できるだけ含めない方がいい」という考えでした。

 

理由は、ストックイラスト自体世界中で利用できるという特徴があるので、その特徴を活かすため日本語は避けた方がいい、と思ったため。

(そもそもイラスト自体、言語を超えて伝わるのが大きな魅力)

 

「日本語を使うと海外で使われにくい。海外ストックと比べて不利になる」

 

この考え自体は間違っていないと思います。

 

ただ、積極的に使った方がいい場面もあると再認識しました。

 

その理由は逆に海外ストックと比べて優位になるから

 

シンプルなアイコンは日本人が作っても外国人が使っても差がないので、海外のストック勢が競合になります。

これまでの考えだとわざわざ競合の多い海外勢と同じ土俵に(だけ)立って戦うことを意味します。

 

でも、日本語を含めたイラストはそれだけで海外勢の参入障壁がグッと高くなるので、競合を減らせます。

  

それは海外ではDLされにくいというデメリットがある反面、それを上回るほどのメリットがある/ある場合もある。

というのが、ここ最近の気付きでした。

 

 

海外を視野に含めるから日本語を避ける、のではなく、

海外を視野に含めるから”こそ”日本語を利用する。

 

考えてみれば、当たり前といえば当たり前で、「年賀状」も良い例ですね。

  

また、「イラストAC」の場合、現状圧倒的に国内のユーザーが大半を占めてます。

 

だとしたら、海外ユーザーの使いやすさを優先するより、ターゲットを日本のみに絞って日本語を積極的に含めるのも有効な手段だと思いました。

 

adobeソフトは有効期限切れからいつまで使えるか試してみた

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【2024年追記】

以前はサブスクの有効期限切れ後もアプリの立ち上げ後、終了するまで使える仕様だったのが変更したようです。

細かい仕様は未確認ですが、次の挙動を確認した点だけ追記しておきます。

結論としてはファイルは開けても保存もできないので期限切れ後は契約更新しないと実質使えないレベルになってます。

  • 期限切れ後、アプリ自体は立ち上がる
  • 期限切れ後は保存、書き出しなど操作が制限される
  • アプリ間で有効期限後の挙動・仕様が一部異なる模様
    イラレでは文字入力はできたがコピペができず。フォトショは文字入力もコピペもできる等。

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1年契約で購入したphotoshopillustratorなどadobeソフトが先月(2月末)に有効期限が切れるため、再契約する必要がありました。

 

その際、有効期限日より1週間ほど遅れて再契約したいと思ったため、「有効期限日以降もしばらく使えるか?」という疑問が浮かびました。

 

(期限日より遅れて契約したい理由を簡単に言うと「たのまな」と言う講座サービスとセットで学割でadobeソフトを購入する際、シリアルコードが届くのに3〜5日程度かかり、有効期限日を超えてしまうため。つまり、期限直前に気づいて申し込むのが遅かったため)

 

他にも何らかの理由で期限日を若干過ぎてからも使いたい人はいるかと思います。

 

結論から言うと、期限日以降の使用は可能でした。

 

adobeソフトを有効期限以降も使う方法と実際いつまで使えたか?

契約期限は2/27で、28日の期限切れ数時間後にイラレを立ち上げました。

 

すると「今回がこのアプリを起動できる最後の回です。」というポップアップが表示されます。

 

そして、そのポップアップを閉じれば、普通にイラレが起動し、使用できました。

 

あとで気づいたんですが、どうやら期限から時間が経ちすぎると「最後の一回」もなく、立ちあがらないようです。この辺りの詳細は不明。

 

少なくとも期限切れからなるべく早く起動した方が良さそうです。

 

起動後は最初、24時間くらいで強制終了するかと思ったんですが、アプリを終了せずにPCもスリープで閉じてたら使い続けられる状態が続きました。

 

結果的には期限切れから1週間後、3/7まで使えました

 

この1週間というのはadobe側が設定したものではなく、アプリの使用中に時々ある「予期せず終了」して落ちてしまったことが原因でした。

 

一回落ちるとポップアップの文面通り、契約更新のシリアルコードを入力しないと起動せず。

 

ともあれ目的は十分に達成でき、有効期限後もある程度は使用できると確認できました。(後半はどこまで使えるのか検証するのが目的になってました)

 

まとめ

  • adobeソフトは有効期限後も「最後の一回」という形で使用できる
  • 期限日以降、一定の時間が経つと「最後の一回」はなく起動できない(らしい)。
  • 「最後の一回」はアプリを終了させない限りは使い続けられる。実体験では期限後1週間使い続けられた

何点か補足

  • 今回macをシャットダウンせずにずっとスリープ状態で使用。メモリを解放するアプリで解放しつつ使用してたが、これがなければもっと早く重くなって「予期せず終了」で落ちてた気がする。
  • 期限日以降、使用したアプリはイラレのみ。複数のアプリを立ち上げてたらやはりもっと早く「予期せず終了」で落ちてたかもしれない。
  • 自宅のmacだったので可能だったが、会社など環境によってはそもそもPCをスリープ状態で使い続けるのは難しそう。

 

あと、上記の仕様は今後も続くかは分からないので、あくまで2021年3月時点の体験談として参考にしてもらえたらと思います。

 

 

macで「その他」ストレージが圧迫。自分のケースの原因と解決方法

2020年2月に500GBのmac book proから250GBのi Macに買い替え。

 

仕事関係のアプリケーション以外は全部外付けのHDDに保存すれば250GBでも余裕だと思っていたら、数ヶ月もたたずにストレージがほぼ満タンに…。

 

今だによく分からないところもありつつ、自分のケースの原因、解決した方法を簡単にメモしておきます。

 

↓要旨を抜粋。

 

  • 圧迫していたストレージは「その他」(220GB以上)
  • 独力では重いファイルを発見できず
  • appleのサポートに連絡したら初期化→os再インストールを案内
  • time machineを丸ごと復元ではなく、手動で必要なアプリだけを再インストールしたら「その他」ストレージは数十GBまで減り、解決
  • おそらく後で気付いた原因としてはアンチウイルスソフトTrend Microフォルダ(なぜか175GB以上…)

主犯はTrend Microのようなんですが、「買い替え時のtime machineで丸ごとデータを移行」も結構要注意です。

 

あと、macの「その他」ストレージの中身は分かりにくいので、いくつかネット記事をあたって解決しない&可能なら初期化した方が手っとり早いと思います。

 

ストレージを圧迫した原因は「その他」

左上のりんごマークをクリックして「このmacについて」→「ストレージ」を見ると「その他」が220〜230GBあり、明らかに原因はコレ。※ ↓画像は解決後で軽くなってます。

 

f:id:ao_htn:20200831013921p:plain

 

しかも、アプリケーションなどは選択すると中身が見られるんですが、「その他」は選択できず、思い当たる節も全くありません。

 

次のようなネットで調べて出てきた解決方法をいくつか試しても全く効果なし。

 

  • iphoneのバックアップデータを削除(そもそもバックアップ取ってない)
  • アプリ「cleanMyMac」の「大容量・古いファイル」などで不要なファイルを検索・削除
  • 「Spotlightのインデックスを再作成」を行う

 

Finderでも見つからないし、最後まで検討がつかない状態でした。

 

appleのサポートでも、「その他」ストレージの中身を点検して各データの容量をチェックというのはありませんでした。これって難しいことなのか?疑問は残ります)

 

 

解決した方法。appleのサポートに電話して初期化

最後は結局、appleのサポートにヘルプを求めました。

 

少し時間が経ってるので詳細は忘れたのですが、とりあえず事情を話したら割とすぐに「初期化」→「OS再インストール」を行うことに。

 

これはネットの情報だけでもできると言えばできると思います。

 

初期化したら当然ストレージは激減。

 

ここで、一つ注意なのは以前のtime machineのデータを丸ごと復元しようとすると何が重いのか細かくチェック・選択できないため、また同じ状態になる可能性があります。

 

私の場合、本当に必要なのは最低限のアプリだけなので(他に必要なデータはほぼ全部外付けHDDにある)、time machineを使わず手動でいくつかのアプリ等を再インストール、再設定。

 

最終的に10数個インストールしても「その他」ストレージはやはり数十GB。

 

この時点では何が重かったのか結局分からなかったものの、これで問題は解決しました。

 

「その他」ストレージが圧迫された原因。自分のケースの場合

 

一つ言えるのは、今回の不調の原因はtime machineで以前のデータを丸ごと復元したこと。

 

time machine(以前のmac book pro)にも200GB〜のデータがあるのは全く想像外だったんですが、新しいmacに変える時、安易に「丸ごと復元」というのは慎重になった方がいいかもしれません。

 

そう言えば以前、古いi macに新しいmacbookのtime machineのデータを移行したらOSの互換性の問題で古いi macが一発で死んだこともありました…。

 

後日談として、time machineの中身を色々見ていたら最終的に圧迫していたデータを発見。

 

犯人はどうやらアンチウイルスソフトTrend Microで、情報を見たら175GBもありました…。

 

 

f:id:ao_htn:20200831024705p:plain

 

 

 

具体的な場所は

ライブラリ → Application suport → Trend Micro → common → lib → vsapi → tmp

 

tmpがなんなのか不明ですが、これだけで175GBあります。

不思議なのは初期化後もトレンドマイクロを入れ直してるんですが、それは52MBほど。「vsapi」も左にマイナスマークがあって、サイズはゼロになってます。

 

とりあえず、今後も注意しつつ、175GBって不気味すぎるので次回の更新で辞めようと思ってます。

 

【イラストAC】審査落ちする題材やタグ・カテゴリーと実際にNGだった理由まとめ


イラストACでは「題材やタグづけ、カテゴリー設定」で審査がNGになることがあります。

 

公式ブログで公開されているNG理由と実際にNGだった理由をまとめました。

 

※ファイル形式やデータ容量のルールについてはここでは触れてません。


はじめに念頭においておきたいこと


これは特に最初の頃、盲点になりそうなポイントです。それは、「実際に審査に通って公開されてるイラストを参考にすればOK」という考え。

 

もちろん参考にはなりますが、「同じようなイラストなら問題ないはず。同じようなイラストの同じタグを使ってれば確実」とは限りません。

 

理由はいくつか考えられます。

 

  • 投稿時期が違うと審査基準も変わるため
  • タグなどは審査に通った後に編集画面で自分で変更できるため(審査合格後に不適切なタグがつけられている可能性)
  • 審査する人によっても判断基準に「ブレ」があるため

 

私も最初の頃、「公開されてるのを参考にすれば確実」と思ってタグをコピペしてたら、普通に落ちました…。

 

あと、これは仕方ないと思いますが、審査する人によって判断に差が出たり、単純に見落としてしまうこともあるでしょう。

 

NGになった際は、そういった点も踏まえてNG理由を検討した方が良さそうです。

 

イラストACがブログで公開してるNG理由

blog.acworks.co.jp

 

blog.acworks.co.jp


上記記事に挙げられているNGな題材、非公開理由のまとめ↓

 

  • 赤十字マーク
  • 有名人の似顔絵
  • 商標登録されてるもの
  • 別サイトのフリー素材
  • 写真を加工してるだけなど、イラスト素材として相応しくない
  • ai、epsファイルでベクター化してないもの
  • わいせつ、暴力、その他公序良俗に反する内容を含んでいる
  • 類似した作品が既に公開されている。色違いなど類似作品は3〜5点程度まで
  • 適切なタグが付けられていない
  • 適切なカテゴリが選択されていない
  • 作者のサインやコピーライトなど個人情報が入っている
  • 英語の綴りの間違いや不要なオブジェクトなどデータに不備がある

 

赤十字がNG」というのはストックイラスト界隈で有名で、実際にそういうイラストは見たことないですね。

 

記事にはもっと具体的に書かれてますので参考にしてみてください。

 

クリエイターのイラスト投稿画面にも次の注意文言があります。

 

 

  • ご自身に著作権がない作品をアップロードすることは、著作権法違反に該当します。
  • 「有名人の似顔絵」「未承諾の似顔絵」「既存キャラクターのパロディ」「商品名の入ったイラスト」「他の人が作ったイラ ストのトレース」も絶対にアップロードしないでください。
  • 再配布の許可をされていない「フォント」を使用したイラストのアップロードも行わないでください。
  • 写真を加工しただけの作品はアップロードしないでください。
  • 色違いのイラストを大量にアップロードしないでください。
  • 当サイトは、フリーイラスト素材サイトです。コピーライト(copyright)の表記はしないでください。
  • イラストの投稿は、利用規約に同意した方のみ可能です。

  

アプリで写真を加工してるだけのものはたまに見かけます。確かにこれをやると大量投稿が可能ですが、自然な仕上がりにするのは難しいし、あまりやる意味はない気がします。

 

「aiファイル内の未ベクター化オブジェクト」は多分そこまで審査で確認してなさそうです。DLユーザーとしてたまに見かけますが、結構ガッカリするので気をつけたいポイントです。

 

実際に審査でNGになった理由

いくつか実際にNGになった例を紹介します。

※この審査基準も変わる可能性もあります。


1. 「 適切なタグが付けられていない。再審査に関するヒント:色のタグを削除してください」

 

これは意外だったんですが、「青、赤」など色のタグを入れるとダメみたいです。

DLユーザーとしてはあってもいい気がしますが、確かにカラフルなイラストは色だらけで意味がなくなる気もします。


2. 「 適切なタグが付けられていない。再審査に関するヒント:文章のタグが含まれてます」


単語ではなく、文章のタグはNGです。


3. 「 適切なタグが付けられていない。再審査に関するヒント:同義語が多く入力されています」

 

おそらく「母・母親」など同じ意味のタグがダメだったようです。

 

「英語にすると同じ単語(mother)になるのはNG」と考えるといいかもしれません。「1円・一円」など文字だけ違うのもNGでした。


4. 「類似する作品が既に公開されているため。」(おそらく背景色の有無だけの違い)


数点の色違いはOKですが、「背景色の有無」だと2点だけでも類似作品とみなされるようです(一つは背景なし、一つは青背景など)。

 

ただ、それで2枚とも審査通ったイラストもあったので、もしかしたら審査する人によるかもしれません。「どうしても」というもの以外は避けた方が無難そうです。

 

5. 「イラスト素材として相応しくないため。」(おそらく事実かどうか確認するのが難しいため)

 

イラストの題材、記載されてる内容が事実がどうか判断が難しい場合は仮に正しい内容でも審査が通らないようです。

 

この場合はそのままの形で審査を通すことは基本的に難しいでしょう。

 

医学的なイラストなど判断が難しそうなイラストもたくさん公開されてるので、やはりケースバイケースとしか言えなさそうです。

 

おわりに

 

タグやカテゴリーの設定ミスで再投稿するのは手間なのでなるべく避けたいです。

 

例えば5点同じようなイラストを投稿する際に、共通するタグで迷った場合は1点だけ投稿して試してみるのもいいかと思います。

 

ちなみに、タグ・カテゴリーは審査に通った後に変更することもできるのでもし迷ったら後で設定することも可能です。※これはあまり勧めたらいけない方法だと思いますが。